コラム 改善報告 筋膜調整

オスグッドで悩んでいる子どもたちを救いたい

みなさんこんにちわ.

何の噂を聞きつけてか,北海道の某Jリーグチームの下部組織子どもたちが,

オスグッドの治療をして欲しいと,お忍びでいきたいと言ってくれます。と前回のオスグットの筋膜調整の投稿で書いたのですが.

最近では,いろんなところからオスグットの症状をなんとかしてほしいとご連絡をいただき,嬉しい悲鳴が止まらない

北海道の筋膜調整セラピスト 兼 筋膜研究家

北海道の理学療法士_カズ_のです。

 

サッカーだけにとどまらず,もっともっとオスグッドで悩んでいる子どもたちを救えればと思う今日このごろ.

 

最近さらに,私のところにオスグッドの治療をして欲しいとご依頼が多いので,同じ悩みを抱えている道産子スポーツ選手達のなにかの参考になるのでは?と

オスグッドに対する筋膜調整について書きます.

また,オスグッド病に対する筋膜調整については臨床スポーツ医学2018年5月号にも書かせていただきました.

北海道サッカー協会の一員として10年間小学生年代の北海道代表を見てきた中で,多くのオスグッド病になってしまった少年少女に対応してきました.

おそらく,オスグッドに対する筋膜調整は日本一施術をしている自信があります.

 臨床スポーツ医学(文光堂)
筋膜への徒手療法とアスリートへのアプローチ
ー理解のための基礎知識と臨床実践ー
「オスグッド・シュラッター氏病に対する筋膜マニピュレーション」
菅原和侑 著

オスグッド・オスグッド・オスグッド・オスグッド・オスグッド・オスグッド・オスグッド・オスグッド・オスグッド・オスグッド・オスグッド・オスグッド・オスグッド・オスグッド・オスグッド・オスグッド・オスグッド・オスグッド・オスグッド・オスグッド・オスグッド・オスグッド・オスグッド・オスグッド・オスグッド・オスグッド・オスグッド・オスグッド・オスグッド・オスグッド・オスグッド・オスグッド・オスグッド・オスグッド・オスグッド・オスグッド・オスグッド・オスグッド・オスグッド・オスグッド・オスグッド・オスグッド・オスグッド・オスグッド・オスグッド・オスグッド・オスグッド・

オスグッド病の筋膜調整

 

最近は札幌市だけにとどまらず,EzoPT.comのWebsiteにご連絡いただき,多くのオスグッド・シュラッター病の少年少女を施術させていただいています.

先月と今月と2度だけオスグッド病の筋膜調整を行ったA君

お話を聞いていくと、消化器系と排尿系の問題との関係がとても強く疑われました.

 

足部の骨折をしてから『両膝のオスグッド』が痛くなったA君

それから治らず・・・

整体院に通って治療を行うが,その時良くなってもすぐにぶり返してしまう。

階段の上り下りもぎこちなくなってしまい,膝の痛みの恐怖心も生まれてしまい,サッカーを辞めようか休もうかと精神的にやられてしまいそうな状態だとA君のお母様からご連絡がありました.

 

A君に対する筋膜調整

 

A君を観察したところ,長引く痛みが影響してか,体のアライメント(良い姿勢)が崩れている状態で,重心も痛みがより強い右足に無意識にかかっている状態でした.また,反り腰が強いまるで赤ちゃんの立ち姿勢のような印象でした.

また,立ち上がり動作は上肢を使わなければ,困難な状態で,階段も「バタン!!ばたん!!」と痛みと恐怖心により減速動作ができない状態でした.

 

まず、筋膜調整を始める前に今までの怪我や手術など

「筋膜の動きを悪くする」原因となりえるエピソードを聞きました。

「筋膜の動きを悪くする」オスグッドの原因につながる『エピソードをしっかりと聞く

それが筋膜調整にて症状を解決に導く最重要ポイントとなります。

じっくりと時間をかけて聞きました。

 

まず、オスグッドの痛みのきっかけとなった,足部の骨折,膝の捻挫やジャンパーズニー,が直近のエピソードとしてありました.,

練習後には必ず痛みが出現し,オスグッドのテーピングを付けながらサッカーをしていました

また,小さい頃には踵の骨膜が剥がれてしまう『セーバー病』を両足に有していました

 

とても重要なエピソードですね。

「なるほど。」

今回の『右足のオスグッド』を有する前に『右足の骨折・膝の捻挫とジャンパーズニー』

そして,右足のオスグッドの後に『左足のオスグッド』

そして,昔には『両足のセーバー病』

右足の骨折の後に,右足のオスグッドの痛みが始まったということで,オスグッドになった原因は足部の骨折だ!

とは,私はあまり重要視していません.

 

私が気になる障害は昔にかかっていた,過去の怪我の中で一番古い障害『両足のセーバー病』です.

昔にセーバー病になったAくんも両親も【セーバー病】より以前に怪我をしたことがない.とおっしゃっておりました.

 

今までの質問の中で,私はA君の障害の根本は『整形外科』的な障害ではないと推論を立てていました.

ですので,私は次に「内科的な不調」を聞きました。

たいてい「内臓と関係あるんですか?」って不思議がられてしまいます。

答えは「Yes」です。

 

私はA君のお母様に「A君の内科的治療のヒストリー」をききました.

そしてその結果は。

腎臓の障害,排便障害,腹痛,中耳炎‥…と様々な問題を抱えていました.

両親が把握していない症状もAくんは感じていることもわかりました.

 

私は,「膝が痛い時お腹も痛くなったりすることない?」と続けて質問をしてみました.

 

A君は驚いた感じで答えました.

A君「オスグッドの怪我をするまえからお腹は痛くなるときがあったんだけど,最近すっごくお腹が痛くて,」

  「実は結構サッカーをしている時とか走ったりする時に急にお腹が痛くなったりとか,サッカーを始めた頃から結構ありました.」

 

私「だよね。そうだと思ったよ。」

今回わかった重要なエピソードが

 

「小学生の頃から腹痛そして下痢をしている。」

「幼少期から腎臓の障害や中耳炎などを繰り返している」

「一番最初の怪我はセーバー病だった。」

 

セーバー病というのは,いわゆるオーバーユース症候群(使い過ぎ症候群)として捉えられているのですが,私はこのことについて疑問を持っています.

同じ練習をしても,セーバー病やオスグッドにならない子がいる.ましてやスポーツをやっていない子供ですらセーバー病やオスグッドになったりする子供も沢山います.

 

セーバー病やオスグッド病は確かに使い過ぎ症候群かもしれないが,それは,「不良姿勢で体を使いすぎることで,一点に負荷が集中する。」

と確信している.そして,不良な姿勢は過去の怪我だけではなく,内科的な不調や中耳炎などからも起こったりします.

耳も!?なんで!?と思うかもしれませんが,耳の中には音を感じ取る機能だけではなく,三半規管という平衡感覚を感じるための機能も備わっています.ですから,耳の機能なども姿勢に影響するのです.

そんな事をまとめて

「消化器と排尿器」の問題について関連する筋膜の評価を行いました.

「筋膜の動きを悪くする」エピソードを時系列でまとめるとこんな感じです。

 

腸や腎臓の問題が全身の「筋膜の動きの悪さ」を作り出しはじめて

両足の踵の筋膜を引っ張り続けてしまった。

ここで注目したいのが,「踵のセーバー病が両側に出現していた」こと

両側性の学童期の少年少女の慢性障害では「内科的な障害」を頭の片隅に入れる必要があります.

 

筋膜という組織は全身につながっているもの,組織はつながっているものだから,症状がジャンプをするものではない.

もし,左足の踵が痛くなったのが原因で筋膜が引っ張られ右足の踵の痛くなるようならば,左の膝も股関節も腰も右の股関節も膝も通り反対側の踵へ筋膜の張力が伝搬するはず.

しかし,そうではない.

末梢の両側の踵だけが最初に痛くなった.

ということは,両下肢末端との筋膜の繋がりを考えると,「体幹部の筋膜の問題」が強く起こった結果,両足の踵まで筋膜の張力が波及したと考えられる.

 

 

右足の痛みをかばって,左足に負担がかかった

よく,耳にする理論。

しかしこれは,筋膜調整の理論では当てはまらない.

あくまでも

右足の痛みをかばって,左足に負担がかかったのは荷重量の話しである.

 

 

 

筋膜調整では,筋膜の繋がりを考える.』

 

実際に「筋膜の動きの悪さ」を調べてみると・・・

こんな感じでありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

↑これは初日の施術です.

基本的に内部機能を高めるための治療を中心に行いました.また,内部機能に関連のある下肢の点を合わせて施術しました.

 

すると4日後お母様からご連絡をいただきました.

 

 施術後,膝の調子がよくお腹の調子が悪いのが続き,4日後くらいからまた膝の痛みを感じ始めました.

 

私はこの連絡を受け,自分の施術に確信を持ち,2回目の治療に望みました.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2回目の治療では,初回に治療を行った体幹部の筋膜の確認を行った結果,体幹部の劇的な改善が見られたため,内部筋膜の治療を終わらせ,上記の治療を行いました.(治療内容に関しての詳細は省きます)

 

すると,オスグッドの部分を押した時の痛みが消失し,はじめは階段や立ち上がりが手を使わないでできなかった状態でしたが,パイプ椅子を上り下り出来るところまで改善し,A君やご両親は驚きを隠せませんでした.

 

オスグッドの痛みは運動しながらは治りにくいと言われています。

安静にして成長期が終わって,骨がくっつくまで痛みは亡くならないとも言われています.

 

 

 

しかし、私はそうは思いません。

筋膜調整にて改善される少年,少女を実際に多く見てきたからです。

もちろん「筋膜調整をすれば全ての人が治る」

そういった効果を保証しているわけではありません。

改善に至るまでの期間や回数もひとそれぞれです。

ただ「筋膜」は痛みの原因となる可能性がとてもある組織である。

私は,多くの子供達の施術後の笑顔を見てきました.そして,今後もその笑顔を増やしたいと思っています.

 

 

 

なぜ筋膜調整が必要なのか?

生理学の分野からも以前説明しています

『1分で読める筋膜の生理学』

詳しくはコチラ

 

 

筋膜調整によって, 救える子どもたちが少なからずいること。その事実を多くの方に知って欲しいと思っています。

オスグッド病と診断され

安静を指示されているだけ

ストレッチをしてねと言われるだけ

それでも症状があまり変わっていない

もしくは満足出来る状態でない

治療を続けているが全く状態が良くならない。

そういった方で積極的な方法をお探しであれば、一度、私の筋膜調整を受けていただくことをおすすめ致します。

皆さんのお悩みが解決されることを祈っております!

 

 

筋膜調整の体験について詳しくはコチラ

 

 

 

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北海道の理学療法士_カズ

北海道の理学療法士_カズ

EzoReha(蝦夷リハビリテーション)代表。「病院に行かない文化をつくる」がモットー。北海道を中心に理学療法士の知識を医療過疎地、高齢者、スポーツ選手や一般の方々,そして若手の理学療法士に対して発信しています.理学療法士による地域の活性化を図り新たな社会モデルを作ることを目的としています。また,筋膜調整のスペシャリスト・アニマルフローのインストラクターとして活動中!!さらに詳しいプロフィールはこちらから

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