北海道の理学療法士菅原和侑 ブログ〜北海道ファースト〜

失敗を恐れて前に進めない君へ by えぞリハ 菅原

Twitterなどを見ていると、「将来が不安だけど、失敗が怖い」という村と「将来不安なら、早く挑戦しろよ。」という村が戦争をしている感じがしますね。

お互いの言い分もわかります,僕は圧倒的に後者の立場をとるのですが,多分これに関して多くのセラピストたちが悩み苦しんでいると思うので,ここでちょっと書きたいと思います。

Twitterの嫌なとこは、責任を取ってもくれないのに好き勝手成功者(もどき)がマウントを取ってくることですね。

だから、僕も繰り返しになりますが、「将来不安なら、早く挑戦しろよ。」っていう立場なのですが、人を突き放すのは嫌いなので、「失敗した方が得するよ」という話をしたいと思います。

 

 

まず、「失敗を恐れている人」というのは、「失敗すると損をするかもしれないから動けない。」と自分の行動や挑戦を【損得勘定】で考えていると思うので、そういう人たちに対しては、同じ色眼鏡で物事を考える必要があるので、【損得勘定】でお話ししますね。

 

結構僕は、見かけによらず読書が好きで、その中で山口周さんのNEWTYPEという本が好きで読んでます。

こちらの本は、現代生活で挑戦するための思考法や過去と現代の変化について書かれていてとても参考になる本です。

その中で、とても参考になる内容が書いていたので共有したいと思います。

 

こちらの本の中では、物事や行動には「役に立つもの」と「意味があるもの」で分けて考えたほうがわかりやすいと書かれていました。

 

「セロテープ」や「定規」って「役に立つもの」ですよね。

一方で、「靴」なんかは「意味があるもの」ですよね。
「俺はナイキのスニーカーが好きだ」とか「中学生の時に好きだったエアマックスがやっと給料で買える。」とかね。

だから、それぞれの靴には意味があり、それを選ぶ人たちにも意味がある。だからこそ、靴屋さんにたくさんの靴が陳列されているし、服屋さんが靴を売ってたりもするよね。

でもそれに対して、「セロテープ」「定規」の棚って、多くても一つの棚位にしか置いていないよね。

 

これはすなわち、『役に立つもの』は極論一つだけで良い。』という話です。

「一番くっつくセロテープ」や「一番使いやす定規」さえあれば、

「二番目にくっつきやすいセロテープ」や「二番目に使いやすい定規」っていらないんですよね。

 

だから、1番を求めないのであれば、僕たちには意味が必要になるってことですね。

 

わかりにくいと思うので、「人間」で考えてみましょう

役に立つ人間の未来

人間に当てはめてみると役に立つ人っていうのは、例えば「暗算ができる」を売りにしてきた人は、電卓が生まれた瞬間に必要とされなくなりました。

「綺麗な文字を書く」を売りにしてきた人は、ワープロやワードの発展とともに必要とされなくなりました。

「知識量」を売りにしていた先輩は、グーグルやヤフーでたくさん調べ物ができるようになった瞬間に、一気に必要とされなくなりました。

だから、ノウハウを売りにしていたコンサルや診断名でパータン化してしまっている理学療法士は今後、AIやロボットが台頭することで一気に必要となくなるでしょう。

 

つまり、「これにはこれ」と正解を出し続けるような「役に立つ人」というのは今後、どんどん価値が下がっていくというものです。

理学療法士が体の知識を教えてくれなくても、Googleがリハビリにおける PDCA:計画、リハビリ、再評価、リハビリ再開
をどんどんやってくれるようになるということですね。

 

これはなかなか受け入れがたい事実だと思います。
学校でも社会でも「正解を求められ」どうやったら「役に立つ人になるかを訓練させられているので。

職場の上司や学校の先生はそこらへんの話をきちんと教えてくれないので、
しっかりと自分たちで「AI」と「IT」が発展する未来に必要とされる生き方とは何か?
という課題を解決していかなければなりません。

特に日本の教育は役に立つ人を量産する傾向にあるので、

いわば「100円均一のセロテープや定規」を量産している状態ですよね。
今日も明日も大量に100均商品が量産されています。

でも、「役に立つ人」がいらないという話、「役に立つ物」がいらないという話ではなく、
「最も役に立つ人や最も役に立つ物」以外必要とされない。という話です。

だから、簡単に言えば、理学療法士の業界や住んでいる地域でトップセラピストになっちゃえばいいのですが、、
流石にそれって難しいですよね。

「役に立つ100円均一理学療法士が量産されて日本全国に17万人以上」もいるのですから。

でも僕は地域の理学療法士ではトップを目指しますよ。^^

僕らが目指すものは「意味のある人」

こうなってくると、量産された「役に立つ人」ではなく「”ナイキAir Max"のようなスニーカーのような意味のある人」を目指すことがある意味正解であったりします。

例えば、「技術は人並みなんだけど、あの笑顔見たら元気が出るんだよな〜」とか

セロテープで言うとマスキングテープとか
「この花柄のテープかわいい!!」とかね
粘着力は怪しいところですが「かわいい」で選ばれていますね。
これは、セロテープという機能ではなく「かわいいと言う意味」で選ばれていますよね。

 

人間にとって、この「意味」をどこに求めていくか?と考えていくと、

1つは「物語性」だと思います。

自分の職場や業界のことを想像して欲しいのですが、

理学療法士で考えてみると、「憧れている先輩」と「普通の先輩」っていますよね。
おそらく、あなたよりも少なからず何かしらの能力に長けているはずです。

でも、あなたは同じ先輩でも「憧れている先輩」を応援している。

その応援の一つには、「能力がある」だけではなく、他の先輩には持っていない理由があるはずです。

  • 同じ職場の先輩が、海外に研修に行っていたり
  • 夢のような話を聞かせてくれたり
  • 失敗から這い上がっているところを見せてくれたり

逆に「普通の先輩はなぜ普通なんでしょうか?

  • 特に失敗している様子はない
  • 仕事は頑張ってそうだけどよくわからない
  • 何に熱中しているかもわからない

つまり、あなたが「必要としている先輩や人」にはその人の失敗や挫折、苦悩などの大変な瞬間を見てきたからだと思います。

つまり、あなたは「憧れる先輩」と「普通の先輩」の間では「物語性」が判断材料になっていることです。

これを、もっと広い領域で考えてみても同じかと思います。

知識が最もある「役に立つ人」そして物語性がある「意味のある人」そして、それ以外の興味がない人
あなたが必要としている人は、少数の「役に立つ人」と多くの「意味のある人」ではないでしょうか?

 

と言うと、失敗や挫折、苦悩を抱えてても挑戦し、成功する「意味のある人」を選ばなければ、

成功確率が最も低い、「役に立つ人」大会に参加しなければなりません。

 

そう考えると、挑戦したほうが圧倒的に有利だってことがわかるよね?^^

あとは、挑戦の仕方を考えることだよね。

「挑戦する」というだけである程度は、希少性があるのですが、

挑戦した先が「役に立つ人」だらけの環境であれば、また同じことだよね。

でも「失敗する事に意味があるという考えであれば、その挑戦も”意味”」にはつながると思う・

だから、結局のところ、挑戦をする事に意味があるという事で「成功する」「失敗する」という結果はあまり意味がないということがわかるよね。

 

だから結局,「将来不安なら、早く挑戦しろよ。」って話。

僕は挑戦する人を全力でサポートするよ!

 

EzoReha 菅原

お知らせ

「将来不安なら、早く挑戦しろよ。」

って言うくらいなので、その挑戦のお手本になることができるように,新しい理学療法士の働き方を模索するために挑戦します!

私が代表をさせていただいています、株式会社EzoRehaは2020年に整体院とBodywork Centerを開設します。

身体の改善を目的とした、整体院の運営そして、その人にあった運動や知識の提供を行うBodywork Center事業です。

2020年6月6日 筋膜メディカル整体院 札幌店 オープン決定

 

 

 

身体の第二の骨格と言われる”筋膜”組織の整体に特化した整体院です。

5月25日からWebsiteもしくはお電話でのお申し込みが開始となりますので、体のお悩みを抱えた皆さんにご利用いただければと思います。

札幌市で整体なら「KINMAQ整体院 札幌琴似院」医師や教授が推薦
札幌市で整体なら「KINMAQ整体院 札幌琴似院」医師や教授が推薦

【札幌市西区NO.1 専門家が絶賛】琴似駅3分の「KINMAQ整体院 札幌琴似院」です。《現役モデル・格闘家も通う技術力》スタッフは全員「理学療法士」を取得!オーダーメイド&ソフトな施術で、早期改善・ ...

続きを見る

↑5月25日Website開設予定

 

2020年7月7日 Bodywork Center Réveil オープン決定

札幌市西区琴似にBodywork Centerがオープンします。
70平米という広いフィットネススペースで、完全予約制の整体を受けることもできます。
また、パーソナルフィトネスやペアフィトネスなどが受けることができます。

6月1日〜Websiteにて予約を受付開始する予定です

Bodywork Center Réveil
Bodywork Center Réveil

医師や理学療法士が推薦する札幌の整体院

続きを見る

↑Websiteは準備中です。

 

 


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北海道の理学療法士_カズ

株式会社EzoReha(エゾリハ)代表取締役。「病院に行かない文化をつくる」がモットー。理学療法士の国家資格を取得後,札幌市内総合病院に12年間勤務しながら,大学院進学やイタリアへの理学療法士の技術を学ぶために短期留学,そして、現在では筋膜治療のスペシャリストとして全国各地から指導の依頼を受けている。2020年から株式会社EzoRehaを設立し、北海道を中心に理学療法士の知識を医療過疎地、高齢者、スポーツ選手や一般の方々に対して発信しています.理学療法士による地域の活性化を図り新たな社会モデルを作ることを目的としています。さらに詳しいプロフィールはこちらから

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