北海道の理学療法士菅原和侑 ブログ〜北海道ファースト〜

「アドバイスを欲しがるの」に、耳栓をしている人

どういうわけか、最近オンライン、オフライン問わずアドバイスを求められる側の人間になってしまいました。

僕自身、成功者でもないですし、今は街づくりに奔走しているので、人の人生に口を挟む時間もないのですが、それでも”本人から意見が欲しい”と求められれば、誠心誠意、”僕だったらという意見”をお応えするようにしています。

 

ところが、少し困ったことがあります。

 

”意見を求めている”ということは、現時点で、自分の人生の何かしらの歯車がうまく噛み合っていない状態だと思われるのですが、それにも関わらず、アドバイスを求めてくる人の多くはアドバイスを聞かないのです。何がしたいのかしら?

 

僕なんかは、考えるよりはまず行動なので、「とりあえずやってみたらいいんじゃない?」と思ってしまうのですが、多くの人は「でも〜だから〜」と始める前に自分の意見でアドバイスをかき消し、結局、自己プロデュースに走ってしまいます。
僕からしたら、この1時間、「アドバイスしてくれ」と聞きにきたのに「でも、」しか言われないと、アドバイス熱も覚めてしまいますよね。

 

僕が、アドバイスを求められてもいないのに横槍を入れて、それを否定されるのは理解ができるのですが、

自己プロデュースで結果が出なかったり、自分で修正ができなくなってしまって、それが悪循環になってきて、歯車が噛み合わなくなっていない自分がいて、結果的にアドバイスをもらいにきたのに、自己プロデュースを選択します。

ブレーキを踏んで、一度挑戦を止まってしまうならまだしも、結局余計なアレンジを加えて自分で対処できなくなり、また話を求めてくる人がほとんどです。

 

アドバイスを求めてくる人が「その意見面白いから、やってみます!」という人は本当に稀です。

 

ここで、僕の昔話をさせていただくと、26歳の時に、当時北海道での理学療法士の活動の限界が見えてしまって、「このままじゃまずい!」となり、

北海道での活動をやめようと思っていました。

 

その時、僕のメンターである”小谷先生”に「東京に行くよりも、北海道で活動してた方が良い。1年間教えてあげるからそのあと考えて」とアドバイスを頂きましたが、それまでは北海道の良さというのは全く感じていませんでした。

ただ、「僕の自己プロデュースを続けた結果、行き詰まってしまった。」という事実があったので、一旦、「なんだか理解はできませんでした」が、東京の求人情報を見るのはやめ、小谷先生のアドバイスに重心を最大限傾けました。

 

そして、よくわからないまま、とりあえず小谷先生のアドバイスを実行し、東京で働くのではなく、東京へ通う活動を毎月行ってたところ、あれやこれやと人のつながりができ、仕事が発展するようになってきました

 

僕より、北海道ですごい理学療法士は数百人はいるのですが、とはいえ現状、上司や協会を通さず、仕事がダイレクトにもらえるようになり、さらには北海道にいるおかげで、道外の知り合いがめちゃくちゃ増えました。

理学療法士としての才能は、人並みですが、”さらに挑戦するフットワークの軽さ”は手に入れられたかもしれません。
それもこれも、小谷先生のアドバイスに”全乗っかりして、1年を捧げた”からです。

あの日のあの居酒屋で、「いや流石にもう一年、北海道では人生棒に振ります。。」とブレーキをかけていたら、今みたいな北海道で未来を挑戦する仲間なんて集まらず、地元が北海道なのに東京で外様として牙や爪を立てて、落ち着かない毎日を過ごしていたことでしょう。

僕は東京を否定しているわけではないですよ。
僕へのアドバイスが「東京では住まない方が良い。お前のやりたい活動は北海道にいた方が輝く。」だっただけです

 

話をまとめると、

ぶっちゃけた話、求めてもいない外野からの声なんて完全無視すればいいと思っています。
僕は、昔も今も、どんな権力や成功者からされた横槍は無視しまくっています。
アドバイスではなく情報は聞き入れるようにしてます。
質問もしていないのに横槍入れられて、しまいにはお手伝いしたいので資料見せてなんて時間を搾取されたら,キレます。

 

だって、外野なんて言うだけ言って、僕の生活の責任なんてとってくれないので。
Twitter民なんて典型ですよね。成功すらしてるんだかしてないんだかわからない輩が好き勝手アドバイスを撒き散らしてる。
アドバイスならまだしも、挑戦者を全否定する。そんな世界は疲れます。

 

でもね、こちらから「この人からアドバイスをもらおう!」と思う人にアドバイスを求めに行った時はそれがどんだけ自分の意見と合っていなくても、このアドバイスは僕を完全に第三者として僕のことを見ていた結果のアドバイスであるため、僕は不安でも一度、全乗っかりして生活を預けるようにしています。

多分、あなたが悩んだときに「この人に聞こう!」という見立ては確かで、あなたが選んだ人は、あなたよりもさらにあなたを取り巻く世界がクリアに見えているので、あなたが考える自己プロデュースよりも解像度が高いと思います。

それでもって、技術やサービスの内容で他者と差別化が図れなくなってきたこれからの未来は『物語や人格』が重要になってくるのでいずれにしても、選んだ人に全乗っかりする癖はつけといた方がいいと思いますよ!

これはアドバイスではないですから、聞き流していいよ
独り言です。笑 無視をするかしないかは自分で判断してね
とりあえず、悩んでない人は耳栓で!

 

EzoReha 菅原

 


毎日、実験&作品作成&Webサービスの開発&北海道の街づくりを進めています。
んでもって、若手理学療法士や学生さんの近道になるような、この投稿よりももっと深い深い理学療法士のビジネス書に掲載するようなコラムを毎週投稿しています。
面白いと思います。

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北海道の理学療法士_カズ

株式会社EzoReha(エゾリハ)代表取締役。「病院に行かない文化をつくる」がモットー。理学療法士の国家資格を取得後,札幌市内総合病院に12年間勤務しながら,大学院進学やイタリアへの理学療法士の技術を学ぶために短期留学,そして、現在では筋膜治療のスペシャリストとして全国各地から指導の依頼を受けている。2020年から株式会社EzoRehaを設立し、北海道を中心に理学療法士の知識を医療過疎地、高齢者、スポーツ選手や一般の方々に対して発信しています.理学療法士による地域の活性化を図り新たな社会モデルを作ることを目的としています。さらに詳しいプロフィールはこちらから

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