こんにちは。
正月休み明けにインフルエンザで病棟が閉鎖している事が事前にわかっているのに, 今日のリハビリをどうするか対策を立ててなかった管理職に対し,「あれどーするの?」「これどうするの?」朝イチから質問攻めをして,司令塔になった北海道の理学療法士_カズ_です.
普段,患者さんの治療をせず,管理職という肩書で,自分の病院とは関係ない仕事をする管理職は立場関係なく成敗します.
素材そのままの_カズ_をお楽しみください.
さて。
古くから、理学療法士の実習では見学のあとに質問を「しなければならない:Must」という伝統があります。(とても変な伝統です。)
そして、質問しない学生に対し指導者は評価しています。
そこで,私が思うに,【指導者=教育者】は考えるべきことがあります。
先ず、日本人が質問できない生き物であることが大前提として考えなければなりません.
臨床実習指導者に聞きます。
外人が講師の場合はほぼゼロに近いです。
おかしなことに、日本人の理学療法士は外人が言ってることはなぜか凄い!!それが正解だ!と思ってしまう変な人種です。
臨床実習指導者は自分たちが質問できない.講習会はただ見ているだけそんなの事を棚にあげて,学生に対して,なぜかその実習生の「先生」になってしまい,自分が「できないこと/やらないこと」を棚に上げて学生に対し注文が増えていることに気がついていないのです。
話を戻します。
実習指導者の先生は
「学生が質問してこないことに悩んでいますか?」
「学生が質問してこないことをどう思っていますか?」
そして皆さん、その悩みを学生のせいにしていませんか?
「向上心がナイから学生が質問してこないと思っていませんか?」
「勉強してないから質問してこないと思っていませんか?」
本当にそうなのか?いや,多分違うでしょう.
学生も馬鹿じゃありません。実習に向けて多くの準備をしています。
学生が質問できない理由は
「あなたの治療や評価に魅力がなく質問が沸かない。」
「あなたに興味がない。」
「理学療法士ってこんなもんかと見下されている」
「目の前で理学療法士の凄さが伝わってない。」
学生に対し、自分の持ってる知識や御託を並べてゴタゴタ並べて論理的に説明してませんか?
学生は聞いてませんよ。あなたの治療の結果が出ていないから。
そして学生自身が持っている知識とあなたの理論が結びつかないから。
私達も「興味が無いもの」って流しちゃいますよね。
はなしはそれますが,
『合コン』で興味が無い人に対して質問なんて沸かないですよね。
質問って「興味」「好奇心」「尊敬」そして「不満」がないと沸かないものですよね。
学生が質問してこないって悩んでいる実習指導者。
「学生の目の前で患者さんの痛みをとってあげる。」
「歩けない人を歩けるようにしてあげる。」
必ず、「先生!!今何をしたんですか?!」と質問されるはずです。
毎日毎日,「同じようなリハビリ」をダラダラとして自然治癒に任せてるあなたには絶対質問なんて浮かびません。興味も尊敬も生まれません。
質問が来ないと悩んでいる実習指導者。
教育者になっている以上,学生が伸びないのは,教えているあなたの責任です。
責任を添加するなら,あなたは学生を教える資格はありません。
実習生もあなたの事を評価していますよ。
【追伸】
明日は,私が保有する
「ゴルフィジオトレーナー」の北海道研修会があり参加します
バイオメカニクス的にゴルフスイングを学ぶ研修会です。
覚えていたら,私のどっかのSNSで動画をアップしたいと思います。
お楽しみに!